アウトドア用品、野外道具
ストーブ・バーナー
灯油(ケロシン)専用ストーブとは、灯油しか使えないストーブです。灯油のことをケロシンといいます。家庭で使う石油ストーブに入れる燃料そのもののことです。この他にもいろんな種類のアウトドアストーブがあります。

いろいろなアウトドアストーブがありますが、使える燃料を基準に分類すると次のようになります。
ホワイトガソリン専用ストーブ
灯油(ケロシン)専用ストーブ
マルチヒューエル(いろんな燃料が使える)ストーブ
デュアルヒューエル(2種類の燃料が使える)ストーブ
ガスストーブ
アルコールストーブ
固形燃料ストーブ
ネイチャーストーブ
ヒーター(化学燃料の燃焼熱によるもの)
一般的なのはホワイトガソリン専用ストーブとガスストーブです。特にガスストーブは初心者でも使いやすく、火力調整は家庭用のガスコンロのように使えます。
ホワイトガソリン専用ストーブ
ホワイトガソリン、つまり、くだけた言い方をすると、自動車に入れるレギュラーガソリン(別名:赤ガス)よりもきれいに精製し、高品質にしたガソリンです。きれいに精製してあるのでレギュラーガソリンより不純物が少なくレギュレーターの中を詰まらせません。赤ガスに対して白ガスと言うこともあります。
燃料がきれいで目詰まりしないので細いレギュレーターでも耐えれるから細いレギュレーターを使ったガソリンストーブをホワイトガソリン専用ストーブとして区別しています。
ホワイトガソリン専用ストーブに自動車用のガソリンを使うことは可能ではありますが、はやく目詰まりをおこして、金額がバカにならないジェネレーターを交換しなくてはならないので、ホワイトガソリンだけを使う方が賢明です。
灯油(ケロシン)専用ストーブ
灯油しか使えないストーブです。灯油のことをケロシンといいます。家庭で使う石油ストーブに入れる燃料そのもののことです。アウトドアショップにはケロシンとして高品質な灯油を販売していますが、家庭にある灯油を使用しても問題ないでしょう。ホワイトガソリンお比べると安価なのでかなり経済的です。
ただし、灯油が燃え出す温度はホワイトガソリンよりも高いので、プレヒートという作業をしてストーブの燃焼部分を温めてからやっと点火できます。火力は、ホワイトガソリンとそれほどかわらないです。
マルチヒューエル(いろんな燃料が使える)ストーブ
マルチというからにはなんでもありのストーブです。具体的にはホワイトガソリン、自動車用ガソリン、灯油、軽油、ジェット燃料、植物油等。もちろん、ストーブごとに使える燃料に制限はあります。アウトドアショップが少ない地方を旅するときはガソリンスタンドさえあれば灯油が手にはいるので便利です。
デュアルヒューエル(2種類の燃料が使える)ストーブ
ホワイトガソリンの他にアンレデッド・ガソリン(自動車用のガソリン)が使えます。2種類です。
ガスストーブ
雨の中の登山で、山中に山岳テントを張って食事用のお湯を沸かすときに、ガソリンストーブよりも手軽に使えて便利だと思います。ガソリンストーブはプレヒートが必要なのですが、慣れていないとプレヒートの炎が大きく感じて、テントの中で使用することに不安があります。これに対して、ガスストーブなら一発着火ですぐに弱火もできるし、安全です。
アルコールストーブ
アルコールは、家庭の中ではコーヒーを沸かすときに使うアルコールバーナーを見かけたことがあるのではとおもいます。アルコールバーナーには大きく分けて2種類あります。ひとつは理科室で実験のときに使っていた大きなひもにしみこませて燃やすタイプ。もう一つはアルコールの入った容器の上の方に小さな穴が開いていてそこから気化するアルコールに火をつけるタイプ。コーヒー用のアルコールバーナーのほとんどが、前者のひもタイプではないでしょうか。でも後者のほうが火力が強いです。ものすごい勢いで燃えます。
入手場所は、近くの薬局です。灯油と同じようにどこでも手に入る燃料です。
固形燃料ストーブ
日常で一番よく見かける固形燃料は、料亭や会席料理屋さんででてくるひとり用土鍋で使われている燃料です。お店の人がチャッカマンで火をつければ数分後にはおいしいお鍋ができあがっていますね。
アウトドアでは、簡易ストーブの形状に合うように作られた固形燃料があります。白い消しゴムを一回り小さくしたような形です。メタとも呼ばれます。灯油ストーブのプレヒート用燃料として使われます。
ネイチャーストーブ
ここにいうネイチャーとは自然に落ちている枯れ葉や木の枝を燃料とできるという意味です。箱形のチリ焼きがまみたいなストーブに木の枝とかを入れて燃やして使います。焚き火が好きな人にはミニマム焚き火セットとしていいかもしれません。
ヒーター(化学燃料の燃焼熱によるもの)
これは、今までのストーブとは全く別の物で、火を使いません。日常では熱燗セットがあります。お酒の入った缶のスイッチを入れると中の水と薬品が混ざって化学反応で熱を発し、中のお酒を温めるというシステムです。これと同じように、容器を金属からビニールなどの携帯性の良い物にして平べったくつくってあります。レトルトカレーを温めるのに便利です。
アウトドアストーブを形態別に分類すると
アウトドアストーブは、形別に分けると、次のようになります。
ツーバーナー
シングルバーナー
ツーバーナーは、火口が二つついているのでツーバーナーと呼んでいます。ツーバーナーは重たいからファミリー・キャンプやオート・キャンプ用。シングルバーナーは小さくてバックパックに入れて持ち運べるので、ソロ・キャンプや登山向きです。
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ツーバーナー
家庭の台所には必ず2つの火口があるガスコンロがおいてありますね。場合によっては3つかもしれませんが。つまり、火口がひとつは不便です。煮物を温めながら、お茶を沸かしたいですし、肉も焼きたいです。これはアウトドアでも同じでツーバーナーのほうがシングルバーナーよりも使いがってがだんぜんいいです。
シングルバーナー
使い勝手がいいツーバーナーを山の上に担いで登るわけにはいきません。コンパクトなシングルバーナーが最適です。ワンバーナークッキング、ワンポットクッキング(ポットは鍋)という考え方があってひとつのバーナーにひとつの鍋を使ってその日の料理を作って食べるというものです。これは、楽しい考え方です。
ワンバーナークッキング、ワンポットクッキングという考え方もいいとおもいながら、私はツーバーナーの便利さはぬぐい捨てることはできず、シングルバーナーを二つ山に持ってあがります。飯ごう炊飯しているときに、どうしてもお茶が飲みたくなり、もう一つバーナーがほしいと思うからです。何個持って行くかは本人の筋肉とがんばり次第ですね。
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